旧東独で圧勝の極右政党AfDに経済界が強い懸念
排外主義政党の躍進は、外国からの優秀な技術者の移住にブレーキとなる
熊谷 徹
2026.10.08
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9月6日に旧東独ザクセン・アンハルト州での州議会選挙で、極右政党ドイツのための選択肢(AfD)が歴史的な大勝を収めたが、ドイツの経済界からは「我が国の経済の安定を脅かす」という懸念の声が強まっている。
この選挙では排外主義を標榜するAfDの得票率が、前回の選挙に比べて倍増し43.8%に達した。ただしAfDは単独で議席の過半数を獲得することには失敗した。大半の政党はAfDとの連立・協力を拒否しているが、極左政党BSWが政策協力に同意すれば、AfDの政治家が州首相に就任する可能性もある。AfDの勝因は、メルツ首相や伝統的政党に対する市民の不満の高まりだ。メルツ氏のキリスト教民主同盟(CDU)の得票率は、前回比で半分以下の17.2%に減った。